当サイトのコラムシリーズ、今回はネットフリックスの仮想通貨を扱った作品がリリースされたので、あらすじと感想の記事となります。
ネットフリックスは全世界に配信されていることもあり、リアリティ番組やドキュメンタリーを扱った作品が多いのが特徴です。
しかも、けっこう旬のテーマを扱った作品が多く、ドラマや映画と並んで注目されている作品が目立ちます。
このサイトでは他にもネットフリックスの不動産やリフォームを扱ったコラムも書いているので、あわせてご覧いただければ幸いです☆
トラスト・ノー・ワンの概要
タイトル | トラスト・ノー・ワン: 消えた巨額仮想通貨を追え! |
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英語名 | Trust No One: The Hunt for the Crypto King |
監督 | ルーク・シーウェル |
ジャンル | イギリス ドキュメンタリー映画 実際に起きた犯罪事件を描いたドキュメンタリー 自然・科学ドキュメンタリー |
『トラスト・ノー・ワン: 消えた巨額仮想通貨を追え!』あらすじ
傾きかけた仮想通貨取引所の若き創設者が急死。資金を引き出せず、激怒した投資家たちからは、その死の裏に隠された真実があるのではないかと疑う声が上がる。・・・公式より
『トラスト・ノー・ワン: 消えた巨額仮想通貨を追え!』予告動画
『トラスト・ノー・ワン: 消えた巨額仮想通貨を追え!』感想
カナダ最大の仮想通貨取引所“クアドリガCX”の創設者、ジェラルド・コッテンの急死により資金の引き出しができなくなった顧客たち。
多額の資金が消えた理由は何なのか?ジェラルド・コッテンの死は真実なのか?全ての資金を失った投資家たちはこの事件に隠された裏の真実を暴くために動き出す。
“仮想通貨”や“ビットコイン”と聞くと日本でも、芸人が全資産を失ってしまったというニュースやそれらが漫画化されて話題になったニュースなどが思い浮かびますよね?
私は個人的にこの仮想通貨というシステムを利用したことはないのですが、ネット広告で見ない日はないというほど仮想通貨は身近なものになってきています。
今回公開されたトラスト・ノー・ワン:消えた巨額仮想通貨を追え!は、そんな仮想通貨取引所で起こった不可解な事件に迫るドキュメンタリーです。
今回問題になったのは2013年に設立されたカナダの仮想通貨取引所“クアドリガCX”で、当時は1BTC(1ビットコイン)あたりの相場は100ドル(日本円で約12,158円)でした。
しかし、それが2017年の年の暮れには2万ドル(日本円で約243万6,000円)に跳ね上がる急成長を見せます。
これによりカナダでは謎めいていた仮想通貨という存在が新聞の一面を飾り、人々は次々に仮想通貨への投資をスタートさせました。
クアドリガCXに問題が起こり始めたのはビットコインの価格が大暴落した2018年でした。
年末には1BTCあたり価格が4000ドル(日本円で約487,320円)にまで暴落した影響で、カナダでは一夜にして大富豪が破産するという異常な事態が発生しました。
24時間で市場から消滅した仮想通貨は600億ドルにもなり、原因は中国と韓国政府による規制であると考えられていました。
しかしこの直後、仮想通貨に関わる全ての人たちに衝撃の事実が告げられることになります。それは、クアドリガCXの創設者ジェラルド・コッテンの急死…。
1月14日に妻ジェニファー・ロバートソンが出した声明によると、ジェラルド・コッテンは30歳の若さでインドで急死したとのこと。
これにより仮想通貨取引所は閉鎖され、誰もサイトにアクセスすることができなくなってしまいます。
理由は全てのパスワードを知るジェラルド・コッテンがパスワードと共に消えてしまったから。果たしてこれから利用者たちはどうなってしまうのか?資産は手元に戻ってくるのか?
このトラスト・ノー・ワンは、ただただ成功者であるジェラルド・コッテンの急死という現実だけにとどまりません。
ジェラルド・コッテンの死にまつわる様々な疑惑と、少しづつ繋がっていく真実の数々。これらを導き出すのは資金を引き出すことができずに絶望し、怒りの声を上げた投資家たちでした。
現在でもこの事件は解決まで辿り着いてはいないようですが、果たして投資家たちが報われる真実が明らかになるのか?皆さんも是非一緒に、消えた巨額仮想通貨の結末を見てみましょう。
まとめ
トラスト・ノー・ワンの作品のあらすじと感想を紹介しました。
ブロックチェーンの登場により一気にメジャーとなった仮想通貨ですが、その開発の背景や法的な規制はまだまだ不透明なところが多いです。
そういったグレーなところにフォーカスした同作品はまさに今旬のテーマであり、世の中の多くの人の気になるテーマとして、非常におもしろい作品でした。
ネットフリックスはリアリティ番組やドキュメンタリーを扱った作品が多いので、今後もこのコラムシリーズでは、ネットフリックスの作品を扱っていこうと思います。
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