宅建の5問免除とは?条件・費用・申込手順【2027年受験向け】
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制度・公式情報の確認日:2026年10月24日/編集:SPGメディア
宅建の5問免除(5点免除)は、宅建業に従事する人が「登録講習」を修了し、所定の手続きで受験すると、通常50問のうち5問が免除される制度です。
最初に確認したいのは、自分が受講対象か、そして本試験の申込みまでに修了できるかの2点。2027年受験に向けて、条件・費用・申込手順を順に整理します。
「対象者の確認」→「登録講習」→「本試験の申込み」
- 対象:宅建業に従事し、有効な宅建業従業者証明書を持つ人
- 必要なこと:所定の講習を受け、修了試験に合格する
- 有効期間:修了試験の合格日から3年以内の宅建試験
- 申込みの順番:講習修了後に、5問免除で本試験へ出願する
制度の根拠:不動産適正取引推進機構「登録講習について」
宅建の5問免除とは?問題数・試験時間・合格点の違い
登録講習修了者は、免除対象の5問を除く45問を解答します。問題数だけでなく、試験時間も一般受験者と異なります。
解答する問題数
50 問
試験時間:120分
2025年の合格基準:33問以上正解
解答する問題数
45 問
試験時間:110分
2025年の合格基準:28問以上正解
試験時間は2026年度の公式案内、合格基準は2025年度の公式発表によります。2027年度の試験時間・合格基準を確定するものではありません。
「5点が加算される」と説明されることもありますが、実際の受験は45問を解き、登録講習修了者向けの合格基準で判定される形です。上の28問は2025年の実績であり、毎年固定ではありません。
どの5問が免除される?
問1〜45:解答する / 問46〜50:免除
免除されるのは、土地・建物の性質や構造などの知識、宅地・建物の需給に関する法令・実務の分野です。
現在の過去問案内では問1〜45が解答対象です。公式の過去問・正解番号表で確認できます。
宅建業法・権利関係・法令上の制限など、主要分野の学習は必要です。5問免除は合格の保証ではありません。
5問免除は誰でも使える?受講資格と従業者証明書
一般の受験生が受講料を払うだけで利用できる制度ではありません。必要なのは、宅建業への従事と、宅建業法に基づく有効な従業者証明書です。
宅建業に従事している
講習の申込時から受講修了まで、必要な従事・証明書の条件を満たす。
大家・社員証・過去の勤務歴
物件を所有している、名刺がある、以前不動産会社に勤めていた、という事情だけでは受講できません。
LECの公式FAQでは、勤続年数や雇用形態は問わないとされています。パート・アルバイトでも基本条件を満たせば対象になり得ますが、社員証や名刺を従業者証明書の代わりにはできません。
賃貸住宅管理業・マンション管理業など、宅建業以外の従業者証明書では受講できない点にも注意してください。個別の担当業務や所属状況は、実施機関の受講要件・FAQで確認しましょう。
2027年の登録講習はいつ申し込む?修了までの5ステップ
受講申込みから修了までは2か月以上かかると試験実施機関が案内しています。本試験への出願直前ではなく、必要な通信学習期間と修了後の手続きを含めて逆算しましょう。
- 対象者・必要書類を確認
勤務先で従業者証明書の有効性を確認。希望機関の申込要件と提出書類を照合します。
- 実施機関と日程を選ぶ
講習日・修了日・会場・料金を確認。出席できる日程を選び、申込みを済ませます。
- 通信学習・スクーリングを受ける
指定教材で学習し、所定の講習を受講します。「通学1日」のコースでも、通信学習まで1日で済むとは限りません。
- 修了試験に合格し、修了者情報を確認
修了結果を受け取り、氏名や修了情報を確認。ネット出願に必要なデータ送信の時期も機関へ確認します。
- 登録講習修了者として本試験に申し込む
該当年度の公式案内に沿って出願。講習の申込みだけでは、本試験の申込みは完了しません。
受講の予定と本試験の勉強は並行して組みます。月ごとの進め方は、2027年宅建の勉強開始時期・月別スケジュールを参考にしてください。
登録講習の費用はいくら?2027年向けの比較ポイント
料金は実施機関ごとに異なります。以下は2026年10月24日に公式ページで確認した掲載額で、2027年度の確定料金表ではありません。
| 実施機関 参考料金 | 受付情報 |
|---|---|
| LEC 20,000円 | 2026年度受付終了。2027年度向けは11/25以降販売開始予定 |
| TAC 19,000円 | 2026年度案内のA〜F日程。受付終了の表示 |
教材・会場・受講形式・変更条件は各機関の案内を確認してください。上記2社は比較例で、最安順や推奨順位ではありません。
ほかの選択肢は、国土交通省の登録講習機関一覧から確認できます。費用を見るときは、受講料に加えて交通費や仕事の調整も含めて考えましょう。
- 通えるか:講習・修了試験の会場と出席日数
- 間に合うか:通信学習期間、修了日、データ送信日
- 総額はいくらか:受講料、教材、交通費など
- 変更できるか:欠席・遅刻・振替・返金・再試験の扱い
「オンライン対応」の表示があっても、すべて自宅で完結するとは限りません。例えばTACの掲載案内では、演習のオンラインクラスでも修了試験は指定校舎への来校が必要です。2027年の受講形式は新しい募集案内で再確認してください。
登録講習・登録実務講習・法定講習はどう違う?
5問免除のために探すのは「登録講習」です。似た名称の講習と、申込目的を取り違えないようにしましょう。
| 講習名 | 主な場面・目的 |
|---|---|
| 登録講習 | 宅建試験前 対象者が修了すると5問免除を利用できる |
| 登録実務講習 | 宅建試験合格後 資格登録の実務経験要件に対応するための講習 |
| 法定講習 | 宅建士証の交付・更新時など 受講の要否は交付・更新条件による |
すでに宅建試験に合格し、資格登録の方法を調べている方は、宅建登録実務講習の費用・日程と資格登録の流れへ進んでください。
5問免除は有利?メリット・負担と勉強の進め方
解答対象を45問に絞れる
本試験の対策範囲が一部減り、主要分野の復習に力を配分できます。
受講料・学習・出席時間が必要
講習の受講だけで修了とはなりません。修了試験への準備も予定に入れます。
2025年度の合格率は、登録講習修了者が24.2%、受験者全体が18.7%でした。ただし全体には修了者も含まれ、受験者の経験・学習状況も異なります。この差だけで、講習そのものの効果を断定することはできません。
出典:2025年度宅建試験結果の概要(公式PDF)。2026年度は本記事確認時点で合格発表前です。
おすすめの進め方は、講習と並行して宅建業法・権利関係・法令上の制限などを学び、修了後は45問形式で時間配分を練習すること。免除対象でも、講習内の学習は指定どおり進めてください。
独学の場合は宅建の独学勉強法・教材の選び方、講義も使いたい場合は宅建通信講座4社の比較で、学習方法を整理できます。
宅建の5問免除でよくある質問
肩書ではなく、宅建業への従事と有効な従業者証明書などの受講条件で決まります。宅建業に従事していない一般受験者は利用できません。
いいえ。基準は受験回数ではなく、登録講習の修了試験に合格した日から3年以内に行われる本試験です。受験しなかった年があっても、期限は延びません。
合格基準を満たさなければ修了できません。LECの現行案内では20問中14問以上の正解が必要で、再試験はありません。申込先の最新規定を確認してください。
LECは、講習修了後は宅建業に従事していなくても問題ないと案内しています。一方、受講期間中の退職・異動は要件に影響するため、修了前に状況が変わる場合は実施機関へ確認してください。
いいえ。登録講習と宅建本試験は別々の申込みです。講習修了後に、修了者情報と該当年度の試験案内を確認して出願します。
2026年度の案内では、登録講習修了者は110分、一般受験者は120分です。免除対象者は45問・110分を参考に演習し、2027年度の正式案内が出たら時間と集合時刻を確認してください。
まずは「受講資格・修了日・費用」を確認しよう
2027年の5問免除を検討するなら、まず勤務先の従業者証明書を確認し、講習の募集が始まったら修了日と出願に間に合う日程を優先して選びましょう。講習を待つ間も、本試験の基礎学習は進められます。
