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賃貸不動産経営管理士おすすめの通信教育・講座4選、人気急上昇の国家資格

賃貸不動産経営管理士

不動産資格といえば、真っ先に「宅地建物取引士」と思い浮かべる人が多いと思います。宅地建物取引士は「宅建」というブランドで、すでにその地位を確立しており、国家資格の中でも最も人気の高い資格の一つです。

そんな不動産の王道資格の宅建ですが、足元でその宅建の人気に近づくのではないかと、予想されているのが、2021年より国家資格に認定された「賃貸不動産経営管理士」です。

名前は長く少し覚えづらいですが、宅建が不動産の取引全般を扱うのに対し、賃貸不動産経営管理士は、賃貸不動産を管理するエキスパートとして、不動産業界の中でも需要の高い分野のプロとして、期待されている資格です。

この記事では賃貸不動産経営管理士についての説明と、資格を取得するにあたってのおすすめの通信教育(通信講座)を紹介したいと思います。

賃貸不動産経営管理士の仕事とは?

管理の仕事

賃貸不動産経営管理士の仕事は、「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」という法律の中で、定義されています。

以下その法律とその内容をわかりやすく書いてみます。

①法第13条の規定による説明及び書面の交付に関する事項(重要事項説明及び書面の交付)

※法というのは賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律を指しています

⇒管理業務を受注した際に、賃貸不動産経営管理士が貸主のオーナーさんに対して、重要事項の説明を行うことです。そして、その重要事項説明書に対し記名・押印をもらうことです。

②法第14条の規定による書面の交付に関する事項(管理受託契約書の交付)

⇒管理業務を受注した際、賃貸不動産経営管理士は、貸主のオーナーさんから、作成した管理受託契約書に記名・押印をもらい、それを交付することです。

賃貸不動産経営管理士として行う最も重要な仕事としてはこの2つです。ただ、もちろん賃貸管理のプロとして、ほかにも、入居者間のトラブル対応、原状回復工事、賃料等の収納管理、入居者募集に関する業務など多岐に渡ります。

賃貸不動産経営管理士は、高度な専門知識により課題解決・トラブルの未然防止に努め、良好な住環境を保全する役割を担っています。

賃貸不動産経営管理士の受験者数は年々増加

2021年より国家資格となった賃貸不動産経営管理士の資格。ただ、国家資格となったことで難易度も急激にアップ。2021年度の合格率は31.5%と、2016年の55.9%に比べ、格段に低くなったことがわかります。

以下過去5年間における賃貸不動産経営管理士試験のデータです。

年度 申込者数 受験者数 合格者数 全体合格率
2017年 17,532 16,624 8,033 48.3%
2018年 19,654 18,488 9,379 50.7%
2019年 25,032 23,605 8,698 36.8%
2020年 29,591 27,338 8,146 29.8%
2021年 35,553 32,459 10,240 31.5%

ウィペディアのデータより当サイトで編集

データから注目すべきことは、合格率の低下もさることながら、受験者数が5年前の2倍以上なっていることです。

受験数が多いということは、不動産に携わる人が多いという表れでもありますが、一方で、賃貸住宅の供給増加により、賃貸不動産経営管理士の需要増加の表れでもあります。

あわせて、不動産業界の中でも賃貸不動産経営管理士の重要性が高まっているともいえるでしょう。

さらに、合格者数も2021年度は初めて1万人を突破するなど、今最も勢いのある国家資格として、注目されている資格です。

受験者数だけでみると、すでに国家資格の中でもメジャーなクラスに達しています。以下他の不動産関連の資格と比べても、賃貸不動産経営管理士の注目度の高さがみてとれます。

不動産関連資格における受験者数(2020年度)

不動産資格 受験者数
宅地建物取引士(2021年) 209,749人
賃貸不動産経営管理士(2021年) 32,459人
管理業務主任者(2020年) 18,997人
マンション管理士(2020年) 14,486人
不動産鑑定士・短答式(2021年) 1,709人

ウィペディアのデータより当サイトで編集

賃貸不動産経営管理士の難易度

難易度は、資格サイトや賃貸不動産経営管理士の試験内容を分析し、当サイト独自に出しました。

合格率(2020年) 勉強時間(目安) 難易度(10段階)
宅地建物取引士 17.6% 300時間 6
賃貸不動産経営管理士 29.8% 100時間 4
管理業務主任者 23.9% 300時間 6
マンション管理士 8.6% 500時間 7
不動産鑑定士(論文式)  17.7% 最大3700時間 9

賃貸不動産経営管理士はどんな会社が必要としている?

不動産管理会社 最も需要が高いのが不動産管理会社。特に大手管理会社は、自社の社員も含め、賃貸不動産経営管理士の確保が最優先となっている。資格保有者の採用枠を拡大していることに加え、資格保有手当を出している会社も見受けられる。
不動産投資会社 自社で保有している物件を管理するために、管理会社と同じく賃貸不動産経営管理士の確保が急がれている。
不動産賃貸会社 賃貸を専門としている会社においても、自社で200戸以上管理しているところもあり需要拡大にある。また、管理していない会社においても、賃貸管理の知識を持っている賃貸不動産経営管理士を優遇する不動産会社もある。
不動産売買会社 不動産売買の案内や契約時に、主に管理に関する知識が必要となり、不動産売買を専門とする会社においても、賃貸不動産経営管理士の資格取得を推奨している会社が見受けられる。
不動産デベロッパー デベロッパーの中でも、特に賃貸不動産を開発する不動産会社において、賃貸不動産経営管理士の資格取得を推奨している会社が多い。

賃貸不動産経営管理士はその名前の通り、主に不動産会社で需要の高い資格です。ただ、他にもゼネコンや融資担当の銀行マンなどが資格を取得しているケースも多いようです。

会社が必要としているというよりは、資格を取得することで、幅広い知識を身につけることが目的です。

なお、賃貸不動産経営管理士の資格をもっていると、資格手当を支給している会社も多く、転職サイトで確認すると、3,000円~20,000円が一般的なようです。

金額に幅があるのは、例えばある程度規模の大きい管理会社であれば、必要な資格となるので手当の金額も高めに設定している一方で、売買や投資会社であれば、あくまでスキルとしての手当ですので、低めに設定されています。

賃貸不動産経営管理士の独占業務は?

賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士は、宅地建物取引士が契約の際に行う重要事項説明のような独占業務はなく、あくまで「賃貸不動産を扱うプロ」としてステータスをもつことと、資格をもっていることでオーナー様から契約時に安心してもらえるというメリットになります。

賃貸不動産経営管理士の重要性が増してくる中で、今後独占業務が確率されていく可能性はあります。

賃貸不動産経営管理士の年収は?

宅建Jobエージェントやdodaビズリーチなどの転職サイトの情報をまとめると、年収は職種によってかなりばらつきがあります。

営業職の管理職では、年収600万円~700万円のものもあれば、事務職であれば300-400万円といった形で幅広い求人内容となっています。

一番近い例としては、大手不動産管理会社が首都圏や近畿圏で安定的に賃貸不動産の管理業務を募集しており、それが400万円~550万円で募集されています。

正直、それほど高い数字ではないですが、土日・祝日が休みで、一般的な企業と同じような勤務形態、そして管理業務は業績も安定しているので、管理業はけっこう人気の高い職種となっています。

賃貸不動産経営管理士の年収は職種によってかなりばらつきがある

大手管理会社の年収が400万円~550万円(管理職手当がつくともっと多くなる)

あわせて気になる資格手当は?

賃貸不動産経営管理士の資格手当は、全部の会社ではないものの、多くの不動産会社が資格手当を付与しています。

金額は3,000円~20,000円とけっこうばらつきがあります。なお、宅建よりは少し低めに設定しているとろこが多いです

また、宅建と賃貸不動産経営管理士の両方の資格手当を出している企業も多く見受けられ、合わせるとけっこう大きな数字になるので、資格取得へのモチベーション向上に力を入れている会社が多いこともわかりました。

賃貸不動産経営管理士は独学で勉強できるか?

結論から答えると可能です。

賃貸不動産経営管理は目安の勉強時間が100時間と、他の主要な不動産資格に比べると比較的容易に資格がとれるからです。ですので、空いた時間に毎日1時間3か月から4か月勉強すれば資格取得も十分に可能です。

一方で、大手資格学校の情報によると、賃貸不動産経営管理士を受験する多くの受験者は、すでに不動産会社で働いている方が多いとのことで、働きながら勉強する方がほとんどです。

一番のおすすめは通信講座を利用し、テスト前の短期間に集中して勉強することで、効率化を図れます。また、通信講座の費用も他の不動産資格に比べるとかなり割安なため、それほど大きな出費にはなりません。

短期集中して勉強したい方は、通信講座を利用するのがおすすめです。

『賃貸不動産経営管理士』通信教育おすすめ4選

賃貸不動産経営管理士は比較的新しい資格ですが、人気資格となっていることもあり、扱っている資格学校はけっこうあります。

その中でも、管理人がおすすめとする資格学校4つを紹介したいと思います。

①スタディング 賃貸不動産経営管理士試験の受験対策に特化したオリジナルカリキュラムで構成。すばやく要点をつかむことができますので、忙しくても合格したい方におすすめです。わかりやすいビデオ講座と段階的な問題練習で、基礎から合格レベルまで効率よく学べます。
②スタケン 宅建に強いオンライン通信講座を展開。目下、宅建と同じく力を入れているのが賃貸不動産経営管理士。不動産に強い講師陣がそろっている
③アガルート 創業8年の会社だが、司法試験を皮切りに、法律・不動産・測量をメインに一気に拡大。口コミによる評価も高い資格予備校。
④KENビジネススクール 宅建と賃貸不動産経営管理士などの不動産資格に強い学校。

各通信教育のご紹介

スタディング(おすすめ)

運営会社 KIYOラーニング株式会社
資本金 7億9945万円
設立 2010年1月4日
業務内容 資格試験に効率的に合格するためのオンライン資格対策講座を実施。

スタディングを運営するKIYOラーニングは設立12年の会社にもかかわらず、2020年7月に東証マザーズに上場しています。

講座数は26にのぼり、受講者数も10万人を突破するなど通信教育を展開する資格学校としては絶好調の会社です。

そして、何よりも魅力的なのはコスパが非常に良いことです。

上場企業とあって潤沢な資金により、講師陣の質もよいことに加え、受講料が非常に安いことが何よりも魅力的です。

他の大手資格学校に比べ、資格によっては半額以下の講座もあります。うち、この賃貸不動産経営管理士も14,960円(分割1,347×12か月)とほかにくらべ、圧倒的に安い金額となっています。

ビデオ講座と問題はパソコン、タブレット、スマートフォンで学ぶことができ、通勤時間、休み時間、待ち時間、就寝前後に気軽に勉強することが可能です。1回分のビデオ講座は30分となっています。

スタディングの講師陣が知識を集約したオリジナルテキストを使用。ビデオ講座とリンクしており、動画とあわせて効率よく勉強することが可能です。

 

スタディングの公式ホームページはこちらから

スタケン

運営会社 オーナーズエージェント株式会社
資本金 1億円
設立 2001年12月25日
業務内容 ■プロパティマネジメント(賃貸経営管理)の構築
■経営コンサルティング(不動産管理事業の立ち上げ業務改善など)
■不動産コンサルティング(不動産活用・投資・ファイナンスなど)
■建築コンサルティング(建築企画・事業収支作成など)
■建築/リフォーム企画のノウハウ/情報の提供
■賃貸管理(PM)業務のノウハウ/情報の提供
■各種業務帳票の提供
■入居者用コールセンター
■空室保証
■市場調査/提案書作成ソフトの販売
■各種セミナーの開催
■各種研修の実施

スタケンを運営しているオーナーズエージェントは、本業が不動産の管理業ですので、まさに不動産管理のプロです。そして、講師陣も不動産の豊富な知識を持った方がそろっているので、宅建や賃貸不動産経営管理士の資格に関してはめっぽう強いです。

そして、スタケンが人気のある理由としては、通勤時やカフェなどで、スマホを使って勉強できることです。スマホで完結するWEB通信講座『スタケン賃貸不動産経営管理士講座』として講義を受けたり、アプリを利用して問題集を解くこともできます。

スタケンの主な特徴は

①先生と一緒にテキストを読み進めていく、テキスト解説型の動画講座
②過去6年分、約1000問の過去問が解き放題!
③料金内で、2021年版オリジナル模試1回分が付属
④音声だけで学ぶ「耳学」に対応
⑤学習進捗を把握できる「進捗管理機能」
⑥要件を満たした合格者には「講座代金全額返金」

などおすすめ点満載です。スタケンは賃貸不動産管理士のアプリもつくっているので、気軽に勉強できるアプリと併用しながら勉強するもいいかもしれません。

 

スタケンの公式ホームページはこちらから

アガルート


運営会社 株式会社アガルート
資本金 2,500万円
設立 2013年12月16日
業務内容 ■国家試験、検定試験等のオンライン予備校
■資格試験対策の書籍を中心とした「出版事業」
■医学部・看護学校受験のオンライン予備校
■士業や管理部門の転職なら「アガルートキャリア」
■完全成功報酬型M&Aコンサルティング・アドバイザリーサービス
■大学・高校受験の志望校合格・内申点アップへ

設立8年の会社ですが、最も勢いのある資格学校の一つ。元々、司法試験や司法書士といった法律系の資格に強い資格学校として、受講生の拡大を図ってきた資格学校。そのため、宅建やマンション管理士の資格にも強い。目下、賃貸不動産経営管理士の講義にも力を入れている。

また、アガルートアカデミーは①倍速再生(8段階速度調整,かつ最大3倍速)②音声ファイルのダウンロード可能(ネット環境を気にせず学習可能)③マルチデバイス(パソコン/スマートフォン/タブレット)などの対応といったスキマ時間も有効活用できるオンライン講座として、 特徴があります。

アガルートは合格時の特典や割引制度が充実

■合格者に対し祝い金2万円を贈呈
■合格者に対しお支払い金額を全額返金
■アガルートで他の講座を受講した人には10%OFFで販売

アガルートの顔、工藤先生の影響力強し

不動産の資格を多数持っている美人講師の工藤先生が大人気。不動産の知識が豊富で、さらにわかりやすい講義ともあって、すでにアガルートの顔にもなっています。

アガルートは、他の資格学校の比べ、受講料が高い合格時の祝金や支払金額の全額返金といった特典が何よりも魅力的です。

 

アガルートの公式ホームページはこちら

KENビジネススクール

運営会社 株式会社Kenビジネススクール
資本金 1,000万円
設立 1973年1月17日
業務内容 教育、
講師派遣、
研究・出版

KENビジネススクールは宅地建物取引士及び賃貸不動産経営管理士に強い資格学校。特に、代表を務める田中謙次先生の講義はテンポがよく、またわかりやすいことからも大人気の講師。規模は小さいが賃貸不動産経営管理士の資格においてはおすすめ。

KENビジネススクールもスタケン同様アプリも作成しているので、気軽に勉強できるアプリと併用しながら勉強するのが効率的な勉強方法だといえます。

KENビジネススクールの公式ホームページはこちら

通信教育の料金一覧(2021年度)

①スタディング 14,960円(税込)
①スタケン 21,780円(税込)
②アガルート 43,780円(税込)
※合格すると2万円の祝金or全額返金といった特典あり
③KENビジネススクール 21,000円(税込)受講料+テキスト代

スタケンやKENビジネススクールは、大手資格学校に比べると、受講料が格段に安いです。また、不動産を専門とする講師陣も揃っているので、受講内容もしっかりしています。

そして、受講内容も金額も圧倒的におすすめしたいのがスタディング。2017年から講座を開講しすでに実績も豊富にあるので、圧倒的におすすめしたいNO1の講座です。

スタディングの公式ホームページはこちらから

まとめ

賃貸不動産経営管理士は、国家資格の中でも特に注目されている資格で、近年受験者数が右肩上がりにのびています。

難易度は、宅地建物取引士や他の不動産関連資格に比べると、高くないので独学でも合格することは可能です。

一方で、賃貸不動産経営管理士は不動産会社に勤めながら資格を取得する方も多いので、短期間で集中して勉強したい方向けに、おすすめの通信教育もあわせてご紹介しました。

特に、このサイトで紹介した通信教育の資格学校は、その分野において強いを選りすぐりのところです。まずはご自身の状況を鑑みながら、独学にするのか通信教育を利用するのかを考えて見て下さい。自分にあった勉強方法を探し出すことこそが、合格への一番の近道です!