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宅地建物取引士おすすめ宅建講座4選、幅広い分野で活躍できる資格

宅建講座
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資格宅地建物取引士は、2015年に宅地建物取引主任者から「士」に変更となり、不動産業界のみならず金融業界や建設業界に携わる人から絶大な人気を誇る国家資格です。

また、実務生活にも使える資格として、地主や大家、さらには主婦にも人気があります。宅建を取得した主婦の中には、マイホームを購入するときに大変役立ったという声をあり、幅広く役立つ資格といえるでしょう。

今回はそんな宅地建物取引士の仕事内容や取得するための勉強方法などについて紹介したいと思います。

宅地建物取引士の主な仕事

宅地建物取引者は、不動産取引のエキスパートです。宅地建物取引士の主な仕事内容(独占業務)は、以下のとおりです。

⑴重要事項説明

宅地建物取引士は、不動産取引時に重要事項説明を行います。重要事項説明は、不動産取引全般に及び、事前に調査した内容を契約前に行います。

例えば売買の際には、物件の登記内容から、電気・ガス・水道のようなインフラの状況、周辺に今回の取引に影響を及ぼすような工作物がないかどうかを、念入りに調査し、買主に説明しなければなりません。

賃貸借の際にも、事前に物件の設備や契約条件について事前に調査し、その内容を借主に説明しなければなりません。これは宅地建物取引士の独占業務として、非常に重要な責務を担っています。

⑵重要事項説明書の記名・押印

不動産取引の際は、⑴の重要事項説明とあわせて、買主や借主に重要事項説明書を交付する必要があります。

そして、この重要事項説明書には必ず宅地建物取引士による記名・押印が必要となります。

これは⑴の口頭による重要事項説明とあわせて、書面によって交付することで、お客様への理解を促進することに加え、もしトラブルがあった際には、重要事項説明を行ったことを証明する重要な書類となります。

⑶不動産売買契約書(37条書面)の記名・押印

重要事項説明が終わったあと、不動産売買契約書(37条書面)を交付する際には、宅地建物取引士の記名・押印が必要となります。

不動産のエキスパートである宅地建物取引士が記名・押印することで、契約当事者が納得して契約したことが証明され、適正な不動産取引が行われたことを証明します。

宅地建物取引士の受験者数の推移

2021年度の受験者数は23.4万人に達し、不動産関連の資格の中で2番目に多い賃貸不動産経営管理士3.2万の7.3倍の数で、不動産業界においては依然最もメジャーな資格となっています。

不動産関連資格における受験者数(2020年度)

不動産資格 受験者数
宅地建物取引士(2021年) 209,749人
賃貸不動産経営管理士(2021年) 32,459人
管理業務主任者(2020年) 18,997人
マンション管理士(2020年) 14,486人
不動産鑑定士・短答式(2021年) 1,709人

ウィペディアのデータより当サイトで編集

2015年 194,926人
2016年 198,463人
2017年 209,354人
2018年 213,993人
2019年 220,797人
2020年 204,247人
2021年 234,714人

2015年に「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」へと名称が変更になって以降、2020年のコロナ禍によって一時的に減少したことを除いて、順調に受験者数は増加しています。

宅地建物取引士の難易度

難易度は、資格サイトや宅地建物取引士の試験内容を分析し、合格率や勉強時間をもとに当サイト独自に出してみました。

合格率(2020年) 勉強時間(目安) 難易度(10段階)
宅地建物取引士 17.6% 300時間 6
賃貸不動産経営管理士 29.8% 100時間 4
管理業務主任者 23.9% 300時間 6
マンション管理士 8.6% 500時間 7
不動産鑑定士(論文式)  17.7% 最大3700時間 9

宅地建物取引士の難易度は10段階6程度。管理業務主任者と同程度の難易度で、必要な勉強時間の目安は300時間です。

1日2時間勉強すると、合格に必要な期間は5か月かかる計算です。合格するためには、しっかりと勉強時間を確保し、計画的に勉強する必要があります。

宅地建物取引士はどんな業界で活躍できる?

①不動産業界

宅地建物取引士の資格は、不動産業界では最も重要な資格の一つです。

そもそもこの資格がないと、不動産取引で不可欠とされる重要事項説明ができないからです。大手不動産会社の多くは、まずは新入社員には宅地建物取引士の資格を取得するよう求めています。

その中でも特に以下のような会社は資格取得者を優遇しています。

①賃貸不動産の仲介会社 賃貸仲介時の重要事項説明に必要なため
②売買不動産の仲介会社 売買仲介時の重要事項説明が必要なため
③不動産デベロッパー 不動産開発における基礎知識として必要なため
④不動産管理会社 管理物件の募集時に必要なため
⑤サブリース会社 管理物件の募集時に必要なため

②建設業界

建物を建てる知識とあわせて不動産の知識もあると、建設会社によっては重宝されます。理由としては、建設会社においても自社で建物を開発・取得したり、売却したりすることがあるからです。

また、建物を建てるうえで土地の調査をすることが多々あります。そんな時に、宅建の知識があると、理解度が深まり円滑に調査を進めることができます。

③金融業界

住宅ローンや不動産融資を扱う金融業界においても、宅地建物取引士の活躍の場はたくさんあります。銀行によっては、完全に不動産融資に特化した不動産融資部があり、不動産会社と同様に専門の知識が必要となる場合があります。

宅建の知識があると、不動産会社の考えや業務内容の理解が深まり、不動産会社の担当者からより信頼を得ることができます。また、融資をする際の判断基準にもプラスに働きます。

④法律業界への足掛かりとして

宅地建物取引士の民法は、行政書士、司法書士、そして弁護士などの法律系の登竜門的な資格です。宅建を取得することで、次はさらに上位の法律系の資格を取得することで、法律のエキスパートとして働くことが可能となります。

宅地建物取引士の年収は?

宅建年収

資格大手のフォーサイトによると、宅地建物取引士の年齢別の平均年収は、20代が300万円~380万円、30代が420万円~480万円、40代が500万円~600万円、50代が600万円~650万円、60代が430万円~450万円となっています。

ただし、これはあくまで平均値であって、宅建ほど業績や成績によって収入が上下する資格はありません。理由としては、不動産は金額の大きい商品で、不動産によっては営業マンの売上の何%を収入に繁栄させているところが多いからです。

不動産売買業者に関しては、20代で年収1,000万円を超えている社員を多数抱えている業者も多数あります。

ただし、営業するにしても重要事項説明のために、宅地建物取引士の資格がないと不便なため、できるだけ早く宅建士の資格をとっておいたほうがよいでしょう。

宅地建物取引士の資格手当は?

宅地建物取引士の資格手当について、転職エージェントの求人情報を調査してみると、宅建士の資格手当は大方1万円~3万円。ただ、中には5万円というところもあれば、資格手当はなしというところもありました。

宅地建物取引士のおすすめ転職エージェント5選、年収や資格手当は?

宅地建物取引士のおすすめ勉強法

宅地建物取引士は上述したように、難易度は6、必要勉強時間が300時間とある程度本腰を入れて勉強する必要があります。

賃貸不動産経営管理士であれば、アプリの活用おすすめ無料動画などを活用することで独学でも勉強が可能ですが、宅地建物取引士をなるべく効率よく、短期間で取得するためには、通信教育(講座)を受講することをおすすめします。

『宅地建物取引士』の通信教育・講座おすすめ4選

宅地建物取引士は、不動産業界の中では最も人気のある資格として、扱っている資格学校はけっこうあります。

その中でも、管理人がおすすめとする資格学校4つを紹介したいと思います。

スタディング 宅地建物取引士試験の受験対策に特化したオリジナルカリキュラムで構成。すばやく要点をつかむことができますので、忙しくても合格したい方におすすめです。わかりやすいビデオ講座と段階的な問題練習で、基礎から合格レベルまで効率よく学べます。
スタケン 宅建に強いオンライン通信講座を展開。不動産に強い講師陣がそろっています。
アガルート 創業8年の会社だが、司法試験を皮切りに、法律・不動産・測量をメインに一気に拡大。口コミによる評価も高い資格予備校。
【オンスク.JP】 宅建と賃貸不動産経営管理士などの不動産資格に強い学校です。

①スタディング(おすすめ)

運営会社 KIYOラーニング株式会社
資本金 7億9945万円
設立 2010年1月4日
業務内容 資格試験に効率的に合格するためのオンライン資格対策講座を実施。
受講料 19,800円(分割払い可能)

スタディングを運営するKIYOラーニングは設立12年の会社にもかかわらず、2020年7月に東証マザーズに上場しています。

講座数は26にのぼり、受講者数も10万人を突破するなど通信教育を展開する資格学校としては絶好調の会社です。

そして、何よりも魅力的なのはコスパが非常に良いことです。

上場企業とあって潤沢な資金により、講師陣の質もよいことに加え、受講料が非常に安いことが何よりも魅力的です。

スタディングの講座内容

当サイトがスタディングのおすすめの理由としては、以下の通りです。

1、スマート問題集を利用できる

スタディングにはスマート問題集という一問一答で形成された【練習モード】【本番モード】【復習モード】の3つのモードを勉強することができます。

まだ勉強をはじめたばかりの入門者にはありがたい機能で、テキストの講義を見終わったあとに、練習モードを勉強するとより理解が深まります。

さらに本番モードや復習モードを勉強していくと、これだけでも宅建の基礎知識が一気に深まります。

2、モチベーションを維持するための学習レポートを利用することができる

また、自分の学習レポートや他の受講者の学習レポートを共有することができます。自分のレポートに「いいね」がついたり、他の学習者のレポートにも「いいね」をつけることができるといった機能もあります。

こうした学習レポート機能を利用することで、自分一人で勉強しているのではなく、他の受講者と一緒に勉強しているという感覚になり、モチベーションも維持することができます。

 

スタディングの公式ホームページはこちらから

②スタケン


運営会社 オーナーズエージェント株式会社
資本金 1億円
設立 2001年12月25日
業務内容 ■プロパティマネジメント(賃貸経営管理)の構築
■経営コンサルティング(不動産管理事業の立ち上げ業務改善など)
■不動産コンサルティング(不動産活用・投資・ファイナンスなど)
■建築コンサルティング(建築企画・事業収支作成など)
■建築/リフォーム企画のノウハウ/情報の提供
■賃貸管理(PM)業務のノウハウ/情報の提供
■各種業務帳票の提供
■入居者用コールセンター
■空室保証
■市場調査/提案書作成ソフトの販売
■各種セミナーの開催
■各種研修の実施
受講料 14,800円(税別)

スタケンを運営しているオーナーズエージェントは、本業が不動産の管理業ですので、まさに不動産管理のプロです。そして、講師陣も不動産の豊富な知識を持った方がそろっているので、宅建や賃貸不動産経営管理士の資格に関してはめっぽう強いです。

スタケンの講座内容

スタケンは自社でユーチューブチャンネルを開設したり、スマートフォン用のアプリをつくるなど、勉強ツールに力をいれています。

講義で行き詰まったり、気分転換したいときにユーチューブのおすすめ動画やアプリを使った勉強方法などを活用すると宅建も効率よく勉強することができます。

特にスタケンアプリは、どこでもいつでも勉強することができることに加え、過去問や予想問題集まで収録されているので、何回も繰り返して解くことでかなり実力アップをすることができます。

 

スタケンの公式HPはこちらから

③アガルート



運営会社 株式会社アガルート
資本金 2,500万円
設立 2013年12月16日
業務内容 ■国家試験、検定試験等のオンライン予備校
■資格試験対策の書籍を中心とした「出版事業」
■医学部・看護学校受験のオンライン予備校
■士業や管理部門の転職なら「アガルートキャリア」
■完全成功報酬型M&Aコンサルティング・アドバイザリーサービス
■大学・高校受験の志望校合格・内申点アップへ

設立8年の会社ですが、最も勢いのある資格学校の一つ。元々、司法試験や司法書士といった法律系の資格に強い資格学校として、受講生の拡大を図ってきた資格学校。そのため、宅建やマンション管理士の資格にも強い。

アガルートの講座内容

アガルートは宅建の資格に合格すると全額返金という特典があります。アガルートを受講した生徒のうち、43.7%(2020年:全国平均の2.58倍)が合格しているので、かなりの数の受講者がこの返金制度を利用していることになります。

また、フェイスブックを利用することで、わからないところを何回も質問できるという特典があります。

アガルートは過去問を含め、反復学習に優れているので、繰り返し勉強することで宅建を突破するための実力が養われます。

アガルートの公式HPはこちらから

④オンスク

【オンスク.JP】は、株式会社オンラインスクールが運営する資格サイトで、2015年から簿記や宅建などの主要な講座をリリース。手軽に受講できるツールとして、空いた時間を利用して、資格を取得したいといった方に愛用されているツールです。

通信教育はまとまった受講料が必要になる一方で、オンスク.jpでは、月額1,400円(Webプランは980円~)で登録されている50以上の講座が受講可能です。支払いは毎月更新のため、3ヶ月や6ヶ月の短期集中で資格を取得したい方や、同時に複数の資格を取得したいと方に重宝されています。

【宅建資格】お手軽にオンラインで学べる『オンスク.jp』、月額更新もある貴重なオンライン講座!

宅建の講義内容

講義動画 全144回
問題演習 全612問
ダウンロード教材 音声・講義スライド
その他機能 学習管理機能、キーワード検索機能、復習機能等

問題演習は、講師陣が過去の問題や出題傾向を徹底分析し作った問題です。問題演習612問を繰り返し勉強することで、大幅な実力アップが期待できます。

また、オンスクは低コストて短期間で集中的に勉強したいかたにおすすめの講座です。まとまったお金を支払う必要がないので、一度試しに使ってみて自身に合うかどうかを確認することをおすすめです。

【オンスク.JP】の公式HPはこちらから

まとめ

今回は宅地建物取引士の仕事内容と、不動産業界で最も重要かつ人気のある国家資格についてまとめてみました。

宅地建物取引士の資格は、不動産会社はもちろんのこと、金融機関や主婦にも役立つ資格です。取得するためにはまとまった時間勉強する必要がありますが、取得することでいろいろな道が開けます。

また、おすすめの通信講座についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。各講座それぞれ強みや特徴があるので、自身の勉強方法や時間などを考慮するとよいかと思います。

なお、近年不動産業界の中で宅建に次ぐ人気資格となっているのが、2021年より国家資格となった賃貸不動産経営管理士です。賃貸不動産経営管理士に関する記事も別途まとめているので、ぜひ宅建とダブル合格を目指してトライしてみましょう!

賃貸不動産経営管理士おすすめの通信教育・講座4選、人気急上昇の国家資格

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